特殊神事
~亥巳籠り(いみごもり)~
亥巳籠り(いみごもり)
当神社の特殊神事「亥巳籠り」は一般に「おいごもり」とも呼ばれ、旧暦正月「亥の日」より「巳の日」まで神職が神社に籠もり、安産の御神供の奉製、氏子をはじめ地域住民の平和と繁栄を祈念します。
奉製した御神供は、ご祈祷を受けられた方に授与しております。
また、この期間中に祷人を定め、平明けの日(午の日)に祷渡しを行い、的射の神事を斎行します。
亥巳籠り中は神殿を榊で囲い注連縄を張り巡らせ、鈴を柱に結わえ一切の音を禁じます。
「氏子は騒音を立てない」「刃物を使わない」
など禁忌がありましたが、
現在は「亥巳籠り入りの日」の朝お許しのお供えをいただき、日常生活を過ごされています。